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2015年2月 法人様及び個人事業者様向け対応実績

浜松市中区 医療関係事業者様 ネットワークトラブル対応

業務で使用するタブレットの導入に伴い、無線アクセスポイントを設置した事業者様から、それ以外の社内にあるパソコンの一部がインターネットにつながらなくなってしまった、とサポート依頼のご相談がありました。

お伺いして各パソコンの状況を確認すると、有線LAN・無線LANで接続しているパソコンは全て「192.168〜」から始まるIPアドレスを取得しているものの、ホームページは閲覧出来ないという状況でした。詳しく調べてみると、本来各パソコンがDHCP機能により得るべきIPアドレスは「192.168.1.XXX」系のアドレスなのですが、「192.168.3.XXX」系のIPアドレスを割り振られており、ルータのIPアドレス（192.168.1.1）と相違している状態です。

今回の無線LAN導入時に業者様が置いていった無線ルータ（WRC-300FEBK-A）を見ると、裏面に動作モードの切り替えのためのディップスイッチがあり、ルータ機能（DHCPサーバ機能）がON/OFF/AUTOで切り替えられるようになっておりました。事務所内には既にフレッツ光のルータがあるので、ここは「OFF」にしておくべきで、この無線ルータのディップスイッチも「OFF」に設定されているのですが、実際にはDHCPサーバ機能が働いてしまっている状況でした。

ディップスイッチを何度かON/OFFを移動させ、電源をOFF/ONをしてみたのですが症状は変わらず。ブラウザから192.168.3.1にログインして、DHCPサーバ機能を手動でOFFにする項目がないか探しましたが、ありませんでした。やむを得ないので各パソコン側のDHCPクライアント機能をOFFにして、IPアドレスを固定にしました。

ただ、やはり症状が再発するという事でしたのでこのアクセスポイントの使用は諦め、Buffaloの家庭用ルータを改めて導入させて頂きました。