PC・プリンタ入替時にSSDの劣化兆候を確認
機器入替の作業中にSSDの状態も確認。故障してから慌てる前に、データと業務環境を守る対応を進めました。
ご相談内容
調剤薬局様で、業務用パソコンとプリンタの入れ替えをご依頼いただきました。新しい機器を設置して設定する作業でしたが、入れ替え時には旧パソコンからデータや業務環境を移すため、現在使っているパソコンの状態も確認します。
確認・判断
作業中にSSDのS.M.A.R.T.情報を確認したところ、劣化を疑う兆候が見つかりました。S.M.A.R.T.に異常があるからといって、その瞬間に必ず故障するわけではありません。しかし、業務で毎日使用するパソコンです。「まだ動いているから、そのままで大丈夫」とは考えにくい状態でした。
記録媒体は、完全に読めなくなってからデータを取り出そうとすると、時間も費用もかかり、場合によっては復旧できないこともあります。今回はちょうどパソコンの入れ替え作業中だったため、動作しているうちに必要なデータと設定を確認して移行することにしました。
対応したこと
新しいパソコンの初期設定を行い、業務で必要なネットワーク、プリンタ、ソフトウェアなどを設定しました。同時に旧PCから必要なデータを移し、実際に業務で使用できることを確認しました。
プリンタについても新しい機器へ入れ替え、パソコンから正常に印刷できる状態まで設定しました。
結果
SSDが完全に故障してから慌てて復旧するのではなく、まだデータを確認できる段階で新しい環境へ移行することができました。
パソコンの入れ替えは、新しい機械を置くだけではありません。古いPCの状態を見ながら、データを安全に引き継いで仕事を続けられるところまで確認しています。
ちょっとだけIT用語解説
S.M.A.R.T.とは?
HDDやSSDが内部で記録している自己診断情報です。使用時間やエラーなど、記録媒体の状態を確認する手掛かりになります。